2026年6月の漢検で、中3の長男は準2級に159点、中1の次男は5級に193点で合格しました。長男の第一志望も併願の私立も、漢検は加点の対象外でした。それでも入試の漢字対策として準2級は役に立ち、使ったのは薄いドリル1冊・1日5〜10分だけです。
こんにちは。たかみやです。
- 漢検って、高校受験で本当に得になるの?
- 何級まで取っておけばいいのか分からない
- 部活や定期テストで忙しく、検定の勉強にまで手が回らない
たかみや2026年6月の漢検で、長男は準2級に159点、次男は5級に193点で合格しました。
ただ、長男の第一志望の公立高校でも、併願の私立高校でも、漢検は加点の対象ではありませんでした。
それでも、準2級を取ってよかったと感じています。
この記事では、加点がなかったのに準2級を選んだ理由と、兄弟2人が同じやり方で合格した「ドリル1冊・1日5〜10分」の勉強法をお伝えします。
結論:加点はなかったけれど、準2級は取ってよかった



2人の結果は以下のとおりです。
| 長男 | 次男 | |
|---|---|---|
| 学年 | 中3 | 中1 |
| 受けた級 | 準2級(高校在学程度) | 5級(小学校6年生修了程度) |
| 得点 | 159点/200点 | 193点/200点 |
| 今回の合格点 | 140点 | 140点 |
| 使った教材 | 7日間完成!漢検準2級 書き込み式 直前対策ドリル(旺文社) | 同じシリーズの5級版 |
| 勉強期間 | 約1か月半 | 約1か月半 |
| 1日の勉強時間 | 5〜10分 | 5〜10分 |
※級の程度は漢検の公式サイト(2026年9月時点)、合格点は2人の検定結果通知より。
高校受験の加点対象ではありませんでしたが、「取ってよかった」と感じている理由は2つあります。
ひとつは、長男の受ける公立高校の入試で出る漢字や四字熟語が、準2級〜2級くらいの難しさだったこと。検定の勉強が、そのまま入試の漢字対策になりました。
もうひとつは、検定が終わった今も、長男が準2級のドリルを開いていることです。入試に四字熟語が出るので、見返す1冊として手元に置いています。
漢検は高校受験で加点される?わが家は対象外でした


「検定を持っていると、高校受験で有利になる」という話を聞きます。
わたしも、担任の先生や先輩ママからそう聞いていました。長男が3級を受けたのは、それがきっかけです。
ところが、併願の私立高校を決める段階で調べてみると、その学校で加点の対象になるのは英検だけでした。第一志望の公立高校でも、漢検は加点されません。
加点があるかどうかは、学校ごとに違います。漢検を「加点のため」に受けるなら、先に志望校や併願校の募集要項で、どの検定が加点対象となるか、確認した方がいいと思います。


それでも準2級にした理由|入試の漢字は準2級〜2級レベル
加点がないのに準2級を選んだのは、入試の国語のためです。
長男の受ける公立高校の入試問題を見ると、出てくる漢字や四字熟語は、漢検の準2級〜2級くらいの難しさでした。準2級の程度は「高校在学程度」とされています。中学の範囲だけでは足りないようです。
実際、6月に受けた模試では、国語は漢字で点を落としていましたので、準2級のドリルで漢字を練習することにしました。


使ったのは薄いドリル1冊だけ
長男も次男も、使った教材はドリル1冊だけです。
長男は、以前5級を受けたときに、ボリュームの多い参考書を2冊買って、消化しきれなかったことがあります。
その反省から、3級からは「薄い1冊をくり返す」ことにしました。準2級も、3級のときと同じシリーズです。



使ったのは、旺文社の『7日間完成!漢検準2級 書き込み式 直前対策ドリル 改訂版』です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 693円(税込・2026年9月時点) |
| ページ数 | 本冊47ページ+別冊16ページ |
| 構成 | 1〜5日目が練習ドリル、6〜7日目が模擬試験2回 |
47ページなので、「これなら終わる」と思える薄さです。
このドリル以外に使ったのは、言葉の意味を調べる辞書くらいでした。
最新の価格や版は、書店や出版社のサイトで確かめてみてください。
3級のときの勉強の様子は、こちらにまとめています。


1日5〜10分・1か月半の勉強法|ノートとチェックで3周


2人とも、勉強期間は約1か月半、1日の勉強時間は5〜10分でした。
やり方も2人とも同じで、ドリルを3回くり返しました。
1周目:ノートに全問解く → 間違えた問題に ✓
↓
2周目:✓ の問題だけノートで解き直す → また間違えたら ✓✓
↓
3周目:✓✓ の問題だけ、ドリルに直接解く
↓
直前:漢検が公開している過去問で、合格ラインを確認
1周目|ドリルに書かず、ノートに解く
1周目は、ドリルに直接書き込まず、ノートに答えを書きました。
間違えた問題には、問題の上にチェックをつけておきます。
2周目|チェックがついた問題だけ解き直す
2周目は、チェックがついた問題だけを、もう一度ノートで解き直します。
ここでまた間違えた問題には、2つ目のチェックをつけます。
全部を解き直すわけではないので、1回に解く量は少なくて済みます。
3周目|チェックがされた問題を、ドリルに直接解く
3周目は、チェックがついた問題だけを、今度はドリルに直接解きました。2つチェックしたものだけ解いていると思ったら、ひとつチェックのものも再度解いていたようです。
回を重ねるごとにミスが減っていくのが目に見えて、本人たちのやる気も上がっていたようです。
直前|漢検が公開している過去問で、合格ラインを確認
試験の直前には、漢検が公開している過去問を解いて、合格ラインに届いているかを確かめました。
合格基準は200点満点の70%程度なので、目安は140点くらいです。ここを超えているかを見て、本番に臨みました。
実際、今回の合格点は2人の級とも140点でした。
検定結果で見えた、点を落とした分野


長男の検定結果には、分野ごとの得点が載っていました。
| 分野 | 長男の得点 |
|---|---|
| 読み | 26/30 |
| 音訓読み | 9/10 |
| 熟語の構成 | 12/20 |
| 四字熟語(書き取り) | 14/20 |
| 四字熟語(意味) | 10/10 |
| 対義語・類義語 | 16/20 |
| 同音・同訓異字 | 18/20 |
| 誤字訂正 | 4/10 |
| 漢字と送りがな | 10/10 |
| 書き取り | 40/50 |
| 合計 | 159/200 |
よくできていたのは、四字熟語です。書き取りは20点中14点、意味は満点でした。四字熟語は入試にも出る分野なので、検定が終わった今もドリルを見返しています。
反対に、点を落としたのは誤字訂正です。10点満点中4点でした。熟語の構成も、20点中12点にとどまりました。
誤字訂正は、3級のときにも苦戦した分野でした。準2級でも、ここは克服しきれませんでした。結果通知の「今後の勉強方法」でも、誤字訂正と熟語の構成を中心に復習するよう書かれていました。
中1の次男は5級193点|小学校範囲はドリルだけで足りた
次男は中1で5級を受け、193点で合格しました。
落としたのは、読み・音と訓・熟語の構成・書き取りの4問だけで、合計7点です。四字の熟語、対義語・類義語、同じ読みの漢字は満点でした。


5級の程度は「小学校6年生修了程度」です。
次男は中1の4月から進研ゼミを使っていますが、5級は小学校の範囲だったので、漢検のために進研ゼミの漢字の教材は使いませんでした。長男と同じシリーズの5級版1冊と、長男と同じ3周のやり方だけです。
次男は、10月の検定で4級を受ける予定です。
夏休みに同じシリーズの4級版で勉強を始めて、中間テストの期間はお休み。テストが終わって、また少しずつ再開しています。


\使用している問題集はやっぱりこちら/
次男の進研ゼミの様子は、こちらに書いています。


うまくいかなかったこと


合格はしましたが、うまくいかなかったこともあります。
ひとつめは、入試における加点です。3級は加点を期待して受けましたが、結果的に、長男の併願校では漢検は加点されませんでした。「加点のため」に受けるなら、募集要項を先に見ておくのが安心だと思います。
2つめは、教材選びです。長男が以前5級を受けたときは、厚い参考書を2冊買って、最後までやりきれませんでした。
3つめは、苦手な分野が残ったことです。長男は3級のときに苦戦した誤字訂正を、準2級でも10点満点中4点しか取れませんでした。3周のくり返しでも、苦手な分野は埋まりきれませんでした。
漢字はドリルで足りた。でも入試の国語はそれだけでは足りなかった


漢検の対策は、ドリル1冊で足りました。ただ、高校入試対策としては、これだけでは足りないです。
8月末の模試では、長男の国語は85点でした。点数を落としたのは作文で、10点満点中5点でした。「筆者の主張をふまえている」という観点の3点を、丸ごと落としていました。英語の自由英作文も、7点満点中2.9点でした。
記述や作文は、わたしが採点しようとしても限界がありました。そこで長男は、8月からZ会の添削を使っています。
Z会を始めたのは漢検のあとなので、漢検の勉強には使っていません。漢字はドリル、記述はZ会、という分け方です。


Z会は資料請求で「おためし教材」が届きます。添削問題の実物が入っているので、記述の量がお子さんに合うかを、申し込む前に確かめられます。
\Z会の資料請求はこちら/
まとめ:漢検は「加点」より「入試の漢字対策」として考える
- 漢検の加点は学校次第。わが家は第一志望も併願の私立も対象外でした
- それでも、入試の漢字は準2級〜2級くらいの難しさなので、準2級は入試対策として役に立ちました
- 教材は薄いドリル1冊、1日5〜10分、ノートとチェックで3周。兄弟2人とも同じやり方で合格しました
- 次の検定は2027年2月14日(申込は2026年12月4日〜2027年1月10日)です



高校入試の加点のために受けるなら、まずは志望校の募集要項で、検定の欄を見てみるところから始めてみてください。
ただ、加点がなくても、入試の漢字対策として取っておく価値はあると思います。
同じように塾なしで受験を迎えるご家庭の参考にしていただければ嬉しいです。





